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3. 高齢者及び障害者が有する海への参加意識

3−1. 調査対象及び調査方法

1)調査対象
神奈川県下において自治体の管理、運営がなされ高齢者福祉センターを利用している高齢者及び神奈川県身体障害者連合会に所属する各団体の障害者を調査対象とした。
2)調査方法
高齢者及び障害者の現在の海辺に対する意識、施設整備状況への不満、改善要望などに関する意識傾向を把握するため、高齢者福祉センター、障害者団体に所属する方に対して個別に配票及び郵送によるアンケート調査を行った。
3)調査年月目
平成7年8月〜10月末までの3ヶ月間で調査を行った。
4)回収結果
a)高齢者の回収数(率)は190件/190件(100%)である。
b)身障者の回収数(率)は197件/450件(43.8%)である。
5)調査結果の概要
アンケート調査項目は高齢者及び障害者が有する海への参加意識を把握することを目的としており、質問項目の概要は以下の通りである。
a)海が好きか、嫌いか
b)今、海に行きたいか
c)海から受ける印象とその程度
d)海を訪れる頻度
e)海を訪れた目的
f)海を訪れた際、何に不満を抱いたか
g)高齢者、障害者の利用を考慮し整備された海辺に行きたいか
h)海辺の整備状況に関する情報の認知度
これらを整理して、図3−2−1と図3−2−2では海への好感度、図3−3−1〜図3−3−3に海への参加意識を示し、図3−4−1に海岸施設に対する不満度、さらに、図3−4−2に海岸施設の整備・改善要望を示し高齢者、障害者が求める海岸施設整備のあり方を検討する。

 

 

 

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